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『はじめての短歌』(メイツ出版)がお誕生日の日に重版になりました!!

2021年8月7日

拙著、『はじめての短歌』(メイツ出版)がお誕生日の日に重版になりました!!
https://00m.in/Afv4b
※投稿の一番下に、この本のレビューを掲載させていただいております
30代で短歌の入門書を刊行できたのは未来短歌会の加藤治郎先生、岩尾淳子さん、短歌の友人、そして短歌教室ひつじの生徒さんたちのおかげです。
大変微力ですが、これからも、1300年余の歴史ある伝統文学 短歌に敬意を持ち、その裾野を広げ、短歌をわかりやすく伝える伝道師として100年後の世に残していくことに貢献できればと思います。

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☆ふと感じたことを、短歌という文学作品にできる喜び
短歌を趣味として4年。
作ったり作らなかったり、平均して月に4首ほどボチボチと制作している。
自分の短歌をもう少し上等なものにしたいと思い、本書を購入した。
本書には短歌のルールやテクニック、
具体的な作り方の流れ、
推敲の仕方、
作った短歌を披露・投稿する方法など、
日常的に短歌を使いこなす方法が50のポイントとして紹介されている。
個人的には
「ポイント27 言葉集め〜試作から推敲まで」
が最も参考になった。
ここには
「ふと、『いまの気持ちを短歌にしたいな』と思った」時に、
どうすれば「感じたこと」を「短歌」にまでもっていけるのか、
その方法が具体的かつ段階的に紹介されている。
私にとって短歌を作るのはカロリーが高い作業であり、日常的に制作するのは難しい。
しかし、すぐに仕上げようとしなくても、適切な材料をメモさえしておけば後でゆっくりと短歌に仕上げることができる。
そのやり方が理解できた。
短歌に対してハードルが下がり、
あれもこれも短歌にしてみようかという心持ちになれたのは何よりの収穫である。
☆具体的に短歌を始めたい時に
短歌に興味を持って、数冊色々な本を読んだ中、この本は、具体的に短歌を作るにはどこから始めたらいいか知りたい方にとてもオススメです。短歌の歴史的背景から、基本的な知識、テクニックはもちろん、心に残る短歌を作る際のポイントが散りばめられていました。
短歌を始めてみると、いったい、いつから私たちは、歌を詠まなくなってしまったのかなと思うことがあります。
日常の中で、短歌の視点にふと遭遇する瞬間、自分を生きている感覚を覚えます。
☆コンパクトに分かりやすくまとまっている!
4章立てで分かりやすく、かつ、見開きごとにポイントがまとまっていて、読み進めるごとに頭の中で整理できます。さらに、思い立った時に調べやすいです。
短歌の堅苦しいイメージとは真逆で、短歌を親しみやすく楽しく学べる良書だと思います。
3章の「作成〜推敲のテクニック」では、添削例が数多くあり、なるほど〜とたくさんの気づきがありました。
☆作りたくなります
そもそも短歌って? から始まる本書ですが読み進むうちに自分が書くにはっ に変わります。
短歌を読むのは好きだけど作るのは・・という人には最強かも。 ほぼ全てのページに作例があり、それぞれのテーマに沿って解説されています。 読み終えた後は短歌を作りたくなる、本です。
☆短歌を楽しむために読む本
短歌のことを知れば、短歌を読むことと詠むことがもっと楽しくなると思います。
作例が多いのでわかりやすいです。順番にページを進めてもランダムに開けても、短歌を読むことと詠むことが楽しくなる本です。
☆具体的でわかりやすい!
「真実を描写」するから、読み手一人一人の心に思いが伝わるんですね!
説明わかりやすいです。